身箱とふたを別々に、きちんと合う寸法で
展開図には浅いトレー形状が2つ含まれます。片方が身箱、もう片方がふたです。ふたにはわずかなゆとりを加え、角で引っ掛からず身箱にかぶさるようにします。
寸法入力からテンプレート完成まで
- 各入力欄に、完成後の寸法を入力します。
- A4またはレター用紙と、素材に近い厚みを選びます。
- プレビューでカット線、折り線、のりしろを確認します。
- 印刷はPDF、カッティングマシンはSVG、CADはDXFを選びます。
ふた付き箱に向く用途
- アクセサリー・小物入れ
- ギフトやウェディングのプチギフト
- 小型商品の化粧箱
- 机や引き出しの整理箱
ふたのゆとりを試作で確認
紙の厚み、表面加工、角の重なりで合い具合は変わります。まず普通紙で組み立て、素材に合わせて寸法をわずかに調整してください。
2026年8月25日確認
まず、箱の内側に必要な空間を測る
入力するのは完成品の外寸ではなく、身箱の中で使える幅・高さ・奥行きです。中身にカバー、台紙、説明書などが残る場合は、それらを含めた状態で測ります。単位をcmやインチに変更しても計算の基準はmmです。素材の選択は試作の目安であり、すべての紙厚や加工の公差を自動で保証する設定ではありません。
- 幅と奥行きは身箱の底面、 高さは壁の高さに対応します。
- ふたは別パーツとして同じ展開図に配置されます。
- 本番素材の前に普通紙で大きさを確認します。
身箱と別ふたの寸法の決まり方
生成されるのは浅いトレー形状の身箱とふたの2つです。身箱は入力した幅・奥行き・高さで作り、ふたは身箱より幅と奥行きを少し大きくしてかぶせられるようにします。ふたの壁の高さは身箱の高さから別のルールで決まり、2つのパーツは同じ用紙上で横に並ぶため、大きい場合はA4やLetterを複数ページに分けます。
ふたのすき間 = max(0.7 mm; 2.2 × 選択した素材厚)
カット線・折り線・のりしろを見分ける
外周と角の切り込みはカット線、壁の境界は折り線、隣の壁をつなぐ部分はのりしろです。外周を切り、折り線に筋を付けてから壁を起こし、角ののりしろを接着します。小さい方が身箱、大きい方がふたです。蝶番や窓の抜き、磁石用の加工はこのテンプレートには含まれないため、必要なら別途設計してください。
- 厚紙は先の丸い道具で筋を付けてから折ります。
- ふたの向きは接着前に普通紙で確認します。
- 素材が厚いほど、ふたの入り具合を実物で試します。
例:内寸120 × 80 × 50 mmの箱
幅120 mm、高さ80 mm、奥行き50 mmで素材厚0.5 mmを選ぶと、ふたのすき間はmax(0.7, 2.2×0.5)=1.1 mmです。ふた側の底面寸法は122.2 mm×52.2 mmから始まり、壁の高さの計算値は80×0.48=38.4 mmです。ただし、実際の展開図には壁、角ののりしろ、配置用の8 mm余白も入るため、この数値が用紙上の外周寸法そのものではありません。
すき間 = max(0.7; 2.2 × 0.5) = 1.1 mm
印刷時に実寸を保つ
ダウンロード前にA4またはLetterを選びます。PDFは大きな展開図を複数枚に分割することがあり、各ページには50 mmの校正用定規が入ります。印刷設定は100%、実際のサイズ、または拡大縮小なしにし、「用紙に合わせる」は使いません。SVGは実寸のベクター、DXFはmm基準の交換ファイルなので、読み込み後も単位とカット・折り・のりの動作を確認します。
ふたが合わないときの確認点
ふたがきつい場合は、紙厚、表面加工、角の重なり、印刷倍率を順に確認します。ゆるい場合は、普通紙ではなく実際の素材で試し、必要に応じて入力寸法を調整します。ExactFoldは紙の繊維方向、カッターの刃幅、塗工の厚み、量産用の包装規格や強度を判定しません。高価な材料を切る前に、実物を入れた試作品で確認してください。